紫雲寺の阿部ななさん、世界ジュニア女子相撲選手権の個人戦重量級で準優勝 団体戦は大将を務めV

世界ジュニア相撲選手権の個人戦重量級で準優勝した阿部ななさん。大将を務めた団体戦は優勝


第9回世界ジュニア女子相撲選手権大会(日本相撲連盟、国際相撲連盟主催)が10月7日、東京都のアリーナ立川立飛で行われ、新潟県新発田市の紫雲寺中学3年阿部ななさん(15)=加治川相撲教室=が大将を務めた団体戦で優勝し、個人戦重量級では準優勝した。

 18歳以下で争うジュニアの団体戦(3人制)には9カ国が出場し、日本チームは負けなしの阿部さんの活躍もあり、決勝はポーランドを下して優勝を決めた。

 個人戦重量級(75キロ以上)には9カ国9人が出場。阿部さんは得意の突き押しで勝ち進んだが、決勝で体格に勝るエストニアの選手に寄り切りで敗れた。

 小学2年から相撲を始め、世界大会での優勝を目標に練習を続けてきた阿部さん。取組後「自分より体の大きい選手ばかりだったけど試合を楽しめた。しっかり押し切る相撲を磨き、個人戦でも優勝できるよう練習したい」と話した。

 

2023/10/8 新潟日報